日本の伝統色&自分の感受性くらい

sentaorimono

2009年03月02日 00:06

色を言葉で伝えるのって難しい。

赤にも青にも黄色、黒、紫にも何百もの種類がある。

この色見本「日本の伝統色」は、番号で他社と色の打ち合わせを意思疎通します。

「たんぽぽ色」とか「紫苑」とか「みかん茶」「きつね色」「あんず色」
「海老茶」亜麻色」「若草色」と名前を眺めてるだけでも楽しいですね




毎日毎日、こころに鮮やかな彩りを感じて生きてゆきたいものですね。
厳しい時代、努めてこころに水をやらなきゃモノクロのこころかな


ここで、茨木のり子さんの有名な詩 「自分の感受性くらい」をコピペ

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
*
気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
*
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
*
初心消えかかるのを

暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
*
駄目なことの一切を

時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
*
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
*