重い筆を・・・
東日本大震災による被害にはただただ身を震わすだけでした。
犠牲者の皆様には深い哀悼をささげたいと思います。
また被災されて困難のうちうにある方々とは
今後も苦楽をともにする国民相互の絆をたしかめねばなりません。
極限状態でも他者を思いやる日本人の姿に改めて目を見張る思いをした方も
多かったのではないでせうか・・・・
長い歴史に育まれた文化。
文化はくるまっていて心地良いものであり、そこへ回帰するものだと思います。
その時代時代で制度は変遷してきましたが、ずっと変わらなかったこの国の本質を
感じました。
鎖国政策も富国強兵も民主主義も新自由主義も時代が移ればなくなるけど、
日本人的「互いの絆」はこれからも保守しなければ・・・と願います。
そして、国民はいま与えられているそれぞれも持ち場で精励することが最大の貢献ではないかと・・
とあるきもの屋さんは、地震の2日後、結城紬の産地ツアーを行い喜んでいただいたと。
またここ1ヶ月の着物催事は目にする限り異様な成功を収めています。
TV報道とのこのギャップは人間の生命力を感じさせます。
女性の美に対しての志ははるかに根源的で、
そのニーズにどんな状況でもおこたえするのが和装業者の務めでせう。
今年もかんばらなきゃです~。